【目次】
あなたに後継ぎがいなくても心配ないですよ

1. 時代の変化で表面化した お墓の矛盾

お墓を管理する人がいない無縁墓社会問題として知られるなど、お墓の後継者問題は、多くの人にとって 決して他人事ではありません。

その背景にあるのは、少子化、核家族化、高齢化、ライフスタイルの多様化、職業・住む土地の選択肢の多様化など、社会全体の変化です。
これにより、子や孫が代々維持していく家族墓という お墓の かたちは、継続が難しくなっています

(参考)「職業・住む土地の選択肢の多様化」について・・
子や孫が代々引継いでいく家族墓のかたちは、子や孫が家業や家を代々引継ぎ同じ土地に住み続けるのが当たり前だった時代に形成されたものです。 高度経済成長期など景気の良さも背景に、見栄や世間体を意識して、立派な墓石を建てることも普通でした。

当時は、八百屋・魚屋・肉屋・自転車屋・・・など個人商店が流通の中心となり、親の仕事(店)を子・孫が継ぐのが当たり前の時代でした。 ところが、スーパーや大型店の登場などで個人商店が次々に姿を消し親と違う職業を選ぶことが当たり前になり、それに伴い住む土地の選択肢も広がりました。

お墓から離れて住む人にとって、お墓を ずっと継続して 維持することは簡単ではなく、大きな負担になっています。
今は まだ がんばれるとしても、年齢を重ねるほどに、体力的にも 経済的にも、その負担や 将来への不安は 大きくなっていきます。

この負担を解消するために、お墓の引越し(改葬)や、墓じまいを 真剣に考え、実際に取り組んでいる人も多いです。
しかし、いざ行動してみると、分かりにくい手続きや、予想以上の出費に 悩む人も多いです。

後継者がいなくても、あるいは、将来にわたって子や孫に負担をかけることなく、安心して 準備できる お墓が求められています。

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家族墓と社会変化
個人商店
スーパー・大型店
離れたお墓の維持
改葬・墓じまい

2. 後継者がいらない お墓とは

お墓に後継者を要すのは、供養だけではなく 掃除や草取りなどの維持管理を要したり、継続的に管理料を支払う必要があるためです。

そのため、維持管理を霊園・墓園に お任せでき、さらに管理料も購入時に一括で支払うタイプの お墓であれば、後継者を必要としません。 将来、子や孫の負担になる心配もありません

永代供養墓」や「樹木葬墓地」「合葬墓」には、後継者を必要としない お墓があります。

お墓ではありませんが、海などへの「散骨」の場合も、後継者もいりませんし、子や孫の負担になる心配もありません。 しかし、お墓は残らないため、供養の際に 手を合わせる場所がなく、寂しいと感じる人も多いそうです。

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樹木葬
散骨

3. 後継者が不要の 永代供養墓

永代供養墓は、供養や維持管理お寺・霊園などが引受けるため、その後の管理は不要です。
管理料は、最初に一括で支払うことが多く、以降は管理料も不要です。(中には 最後の納骨までは 管理料を払い、納骨後に 管理料不要となる場合等も あるため しっかり確認が 大事です。)

ひとくちに永代供養墓といっても、実は様々な お墓があります。

たとえば、合葬(合祀など)により、たくさんの知らない人と一緒に埋葬(納骨)される お墓もあります。 五輪塔・供養塔などの共同のシンボルのもとに埋葬(納骨)・供養されます。 個々の故人の墓石はなく、その分、かなり安くできるという特徴もあります。

一定期間(33回忌や50回忌等まで)は個別に納骨され、それ以降、合葬に移されるという永代供養墓もあります。

墓石を建てた、個人墓・夫婦墓・家族墓などの永代供養墓もあります。 お墓の規模が大きいほど、費用も大きくなります。


角館霊園の永代供養墓(セット墓)(kakunodatereien.com)
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4. 後継者が不要の 樹木葬墓地

シンボルツリーと呼ばれる樹木のもとに埋葬(納骨)するお墓です。

お墓の維持管理を霊園が行い管理料も購入時の費用に含めることで、後継者不要・管理料不要とする樹木葬墓地も多いです。

一人一人に個別のシンボルツリーがある樹木葬墓地のほか、一つのシンボルツリーを共有する形で 複数の区画がある樹木葬墓地もあります。

直接土に埋葬する樹木葬墓地のほか、一区画一区画に納骨室があり納骨する樹木葬墓地もあります。

墓石を用いないため、一般の お墓より かなり安く お墓を準備できることが多いです。 

樹木葬

角館霊園の樹木葬のお墓(kakunodatereien.com)
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5. 合葬墓(合同供養墓/合祀墓)

合葬墓は 共同の お墓です。多くの人が 同じ場所に 埋葬され、霊園や お寺が、その お墓を 管理していきます。一般的な 特徴を まとめます。

  • 【特徴】
  • 後継者を 必要としない
  • 墓石 や 工事も ないため 早く 納骨(埋葬)できる
  • 一度 納骨(埋葬)すると 取り出すことが できない
  • 管理は 霊園や お寺などが 行うため、家族などによる 維持管理は 不要(誰も来られなくても大丈夫)
  • 継続的な 管理料は 不要

  • 【費用】
  • 墓石 や 工事も ないため 費用を かなり 抑えられる 合葬墓もある
  • 供養の お布施等を 含み 費用的に あまり安くならない 合同供養墓もある
合葬墓

角館霊園の合葬墓(kakunodatereien.com)
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