運転免許の返納は、車社会の秋田では、言うまでもなく 大きな決断です。
あなたの年齢とともに、車の出番は減ってるかもしれませんが、それでも日常も、非常時も、必要な時には当たり前の存在として、あなたの足となった車です。それが無くなる影響と不安は、想像以上に大きいですね。
高齢といわれても、あるいは 高齢だからこそ、日常の生活のことを考えれば、運転免許を返納することは、ものすごく勇気を要します。 そこは、きっと みんな一緒です。 それだけに、返納する決心をする頃には、かなりの高齢に なってしまうことも多いです。
「お墓の管理」や「お墓参り」って、一年を通じても頻度が少ないため、そのことを見落としたまま 何の対策もせず、車・免許を手放してしまい、後で苦労・後悔する人もいます。車なら気軽に行けた お墓でも、簡単に足を運べなくなりますから。
車を手放し、お墓に足を運べなくなると、しだいに お墓は荒れていきます。草が生えても、ゴミがたまっても、汚れても、劣化・衝撃で傷ついても、何もできないのですから。
放置されて 荒れた お墓は、そこに眠る故人に申し訳ないだけではなく、周りの お墓にも迷惑になりかねません。
でも迷惑がられながらも、周りに管理された お墓があるうちは、まだ良いかもしれません。 古い集落墓地など、墓地の管理者さえも あいまいな墓地では、誰も足を運ばないことで墓地全体が荒れ放題となる場合もあります。草木も茂り、どんどん人が入りにくい状態になります。
荒れ続けた結果、毒ヘビがでたり、スズメバチの巣があったりで、近づくことさえ危険な墓地もあると聞きます。
できれば考えたくないことですが、問題を先送りしているうちに、時間と選択肢が無くなってしまってからでは遅すぎます。
「もう少しタイミングが早ければ、別の方法があったのに・・」と、後悔しないために、知っておきたいことがあります。
維持管理のあてが無くなり、先祖や家族が眠る お墓が放置され、荒れていくのは、心が痛いことです。 放置された お墓は、無縁墓として、迷惑な存在として扱われ、いずれは強制的に撤去されることになるでしょう。
そうならないために、維持管理ができなくなる前に、「墓じまい」をすることが、墓守としての責任です。 「お墓に眠る故人」に対しても、「社会」に対しても責任があります。
でも、いざ「墓じまい」となると、「取り返しのつかないことをしてしまうのではないか・・」、「費用はどれくらいかかるのか・・」などと、心の抵抗・不安もあります。しかし、そこは みんなが通るところです。
「もっと早ければ、別の方法があったのに・・」と後悔することがないように、問題を先送りせずに、まだ時間があるうちに十分に考えて、納得の着地点を見つけることが大事です。
ところで「墓じまい」というのは、(1)お墓の解体・撤去など墓地を更地にするための工事、(2)閉眼供養など宗教的な儀式、(3)行政などへの諸手続き、(4)遺骨の改葬--などを行います。
これらのうち、(1)「解体・撤去」、(2)「閉眼供養」、(3)「諸手続き」については、墓地の種類・菩提寺・所在地などに応じて、おのずと その方法・費用も 概ね決まってしまうことが多いです。
ところが、(4)「遺骨の改葬」については、事前に検討することで、まだまだ選択の余地があります。この部分こそ、より納得できて、経済的な「墓じまい」のカギになります。
「墓じまい」で、遺骨の改葬先を考えるとき、「以降の維持管理を必要としないこと」を前提にすると、合葬の永代供養墓に改葬するのが一般的です。
檀家になっている お寺や、心当たりの お寺があれば、そこに「永代供養墓はあるか?」「その費用はいくらか?」を尋ねてみるのもいいでしょう。そしてもし納得できる内容であれば、そのままお願いするのがスムーズかもしれません。
でも実は、遺骨の改葬先として選べる、「維持管理を必要としない お墓」は、なにも合葬の永代供養墓だけではありません。
たとえば樹木葬墓地にも、遺骨の改葬先として選べる、「維持管理を必要としない お墓」があります。
たとえば費用面で考えたとき、永代供養墓には、10万円以下の場合もありますが、数十万円から100万円を超える場合もあります。 費用には、永代供養料とともに、法要のお布施等も含まれており、思った以上の高額で驚かされることもあります。
樹木葬墓地もまた、墓石の必要のない お墓で経済的です。しかも寺院に関係しない霊園の墓地なら、特別なお布施が不要です。その分、さらに経済的に改葬先のお墓を準備できます。しかも、他の方々の遺骨と混ざる合葬ではなく、個別のお墓に納骨できるタイプの樹木葬墓地もあります。
「墓じまい」で、お墓が無くなれば、自分の お墓について考えることも忘れられません。
将来の維持管理のことを考えて、合葬の永代供養墓を考えるのもいいですが、その前に、同様に維持管理の心配がない樹木葬墓地についても知っておいて損はないです。
樹木葬墓地も墓石の必要ないお墓です。さらに寺院と関係しない霊園なら、特別なお布施も不要で、かなり経済的です。さらに、合葬ではなく、個別の お墓であることも大きな特徴のひとつです。
「墓じまい」の改葬先として樹木葬墓地を選んで、その お墓に 自分も一緒に入るという方法もあります。
この お墓の購入で、後継者はいりません。「本人」や「納骨(埋葬)する人」が、誰にも気を遣わず ひとりで決められます。
霊園に 維持管理をお任せできるから、お墓に行けなくなった後も お墓が荒れる心配がありません。 将来の悩み・不安が 解決できます。
「墓石」も「特別なお布施」も必要とせず 格安といえるほど経済的です。 市街地から離れた山間の霊園ということも、低価格の理由の一つで、自然に囲まれた落ち着いた環境です。(山間とはいえ、国道46号沿いで、交通の便は良好です。)
知らない方々の遺骨とも一緒に埋葬される 合葬の永代供養墓と違い、これまでの家族墓・先祖墓と同様に独立性が保たれます。
墓石の必要がなく、工事も不要。すぐ納骨できます。
区画ごとに しっかり しきられた 個別の納骨室に 遺骨を納骨する お墓です。 土に直接埋葬する方式と違い、お墓への遺骨の納め方が これまでの家族墓と似ており、家族墓・先祖墓に慣れた人にも抵抗が少ないようです。
構造的に、別の区画の遺骨と混ざる心配がなく、必要なときには後から 遺骨を 改葬(引越し)することも可能です。(改葬の必要がなければ、普通はそのままずっと使い続けるお墓です。)
献花台が共用となっており、お花が途絶えにくいです。シンボルツリーや、周囲の植栽とともに お墓を彩ります。
山間の霊園ですが、 国道46号沿いで、アクセスは良好です。 「秋田空港」や、「秋田新幹線こまち停車駅のJR角館駅」などが、県外からの墓参りにも便利です。 秋田県屈指の観光地としても知られる角館町は、宿泊施設等も豊富で、お墓参りと観光を兼ねて訪れることにも適しています。
もし足を運べない場合でも、管理は霊園に お任せできるので、お墓が荒れる心配がありません。いつ来ても気持ちよくお墓参りができるはずです。
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仏名
仏教ではどの宗派でも仏名をつける習わしがあります。よく「戒名」などともいわれますが、日蓮宗では「法号」、浄土真宗では「法名」などといい、「戒名」とはいいません。亡くなってからもらうものというわけではなく、生きているうちに授かることもできます。
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奥都城
「おくつき」と読み、一般的に神道のお墓のことをいいます。基本的には仏教のお墓と同じですが、焼香を行わないので、香炉が不要です。細長い角柱型で頂上部が四角錐というのが形の特徴です。神社は通常墓地を持たないので、霊園でお墓を購入することが一般的です。
国葬
国家に功労のあった人が亡くなった時に国家の儀式として、国費をもって行われる葬儀です。日本で行われた国葬としては、岩倉具視、伊藤博文、山縣有朋 、東郷平八郎、山本五十六、吉田茂などが有名だと思います。ちなみに皇族は国費で行われるものの国葬とはいわないそうです。
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